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第7話 朝はまた来る!
「時間だけが解決してくれるわけじゃない」 そう、本当にそうだね・・・。 時間が解決してくれる なんて、騙し言葉みたいなもんだ。 大切なのは、その時間の中身であって、 ただただ過ぎていく時間が解決してくれるわけじゃない。 つらいことを乗り越えていくためには、 誰かに共感してもらったり、 たわいもないことを話したり、 誰かの悲しみに寄り添ったり、 そういうことをしながら、 何らかの意味のある時間を過ごすことが大切なんだろう。 誰かの悲しみを癒すことで自分が癒されたり、 誰かの幸せに自分の幸せを見出したり。 そういう時間が、つらさを「解決」してくれるわけではなくとも、 痛みを和らげたり、心のどこかに整理できたり、 前に進む勇気を与えてくれる気がする。 進藤先生が、 「時間だけが必要なんじゃなくて、誰かと話したり、会ったりする時間が大切なんだ」 というようなことを、 岡山を離れられない小島先生に言った。 なんだか昨日ここに書いたことを思い出した。 「もっともっと、この失恋には時間が必要。 楽しい思い出とか、他の悲しい思い出とか、そういうのが必要。」 と昨日書いた。 つくづく人って一人で生きていないんだと思う。 寂しいと、誰かにそばにいてほしくなる。 誰にも会いたくないと思いながらも、 誰かが隣にいてくれるありがたみも強く感じる。 そういうときに触れた人の優しさに、 感じたことのない感動を覚えたりもする。 そうやって、一つ一つ積み上げていくことが、 つらさを乗り越えていく作業なんだと思う。 まさに「喪の作業」に似ている感じかな。 「喪の作業」を「グリーフワーク」というらしい。 大切な人を失った悲しみを乗り越えるために必要な作業。 (半田たつ子『喪の作業―夫の死の意味を求めて』1992 ウイ書房など) 悲しみに強弱があるわけではないかもしれないけど、 人を失った悲しみと、恋愛に傷ついた悲しみはやっぱり違うよね。 そうだけれども、それでも「悲しみ」には変わりがない。 だから、「悲しみを乗り越える作業」という意味では同じなんだと思う。 小島先生は、加賀さんを失ったかもしれないけど、 いろんな人が、いろんなモノを失ったんだ、震災で。 その悲しみと傷を癒すためにも、誰かにそばにいてもらうことも大切なんだ。 それにしても、テレビに出てた寺泉さんの言葉は、 かなり政治家っぽかったけど、心に響くものがあったなぁ。 私たちの住む街なんだよね、東京。 ここで生きたいから、ここでがんばるんだものね。 日比谷先生、なにげにいろいろ考えてるじゃんw 深い悲しみを背負った人だからこそ、 他人に対して自分ができることの限界を思うのかもね。 誰かの家が全壊したことに対して、 自分の家さえ全壊して途方にくれている人に何ができるというんだろう。 おそばやさんは、不幸の自慢大会って言ってたけれど、 不幸の自慢大会をしたっていいじゃない。 自分ばかりが不幸だと思って卑屈になるんじゃなくて、 みんなで一緒にがんばろうって思えたら、 それはそれで、いいことだもんね。 朝はまた来る、かぁ・・・。 明けない夜はないもんね・・・。 生きていかなきゃならないんだ。 生きていきたいから。
by lv_yuuchan_vl
| 2005-02-22 22:42
| * 恋 *
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