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今日・・・・
生まれて初めてただの夕方のニュースを見て号泣いたしました。 JR福知山線の脱線事故のニュース。 いろいろなことを考えました。 中でも、ご夫婦で亡くなられた小杉さん(?)の息子さんのコメントは、 とても忘れられないものでした。 遺族の方々が、たくさんの怒りや不満、哀しみをあらわにする中、 彼は、 父親が母親をかばって亡くなったんじゃないかと察し、 泣きながらも、ひきつりながらも、笑みを浮かべたりしていました。 堂々と、 「贔屓目を抜きにしても、二人とも人格者でした。」 と述べることのできるこの家族の絆が、 なんだか不謹慎かもしれないけれどステキに見えました。 なぜ、神様は、 こんなにたくさんの哀しみを、人間に降り注がれるのだろう? 私は、 私に起こる不幸も幸福も、全て、 何かのさだめなんだろうと思っている。 きっと、何かの意味があるんだ、と思っている。 小さな不幸から大きな不幸まで、 それらは私しか乗り越えられないからとか、 私が乗り越えることで誰かや私が幸福になるという意味が込められているんだと、 勝手に思ってきたのです。 でも今回の事故は・・・・ とてもそうは思えない。 神様は、何を思って106人もの命を奪ったんだろう? その100人以上の命の喪失に哀しむ人々は、1000人、1万人といるだろう。 そこに、誰かが幸福になるための意味なんてあるんだろうか? 「人が降ってきた」 と、生存者は語った。 そんなことって・・・・。 どうしてこんなことになってしまったんだろう。 遺族の怒りはもちろんだけれど、 彼らはきっと、自責の念もぬぐえないんだと思う。 もう少し話を長くしていたら、あの電車に乗らなかったかもしれない、 行かせなければよかった、 なぜ前の車両に乗るようにしてしまったのか・・・・ たくさんの後悔を、彼らは耐え切れないほどの重さで感じているんだろう。 事故の怒りよりもまず、 大切な人を失った脱力感におそわれただろうなと思う。 私の大切な人が亡くなったら、 私はきっと立っていられなくなる。 涙さえ出ないかもしれない。 それを思うとやっぱり私も悲しい。 生き残った人たちも、 たくさんの複雑な気持ちを背負ってこれから生きていくんだろう。 何もかも、 癒される時がきますように。
by lv_yuuchan_vl
| 2005-04-29 23:35
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