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情熱大陸に、福島智先生が出ていた。
そういえば、授業にテレビカメラが入るって言ってたっけ。 今日、TBSうつってくれてよかった。 テレビに出てくる人が 福島先生のことを「すごい」と言う。 目が見えない、耳が聞こえないのに、本当にすごい と言う。 生きているだけでもすごい と言う。 私は、 そんなことを言われてもおおらかに笑って応える福島先生がすごいと思う。 なんか、すごい頭がいい人なのに、 ずばぬけて明るくて、親しみやすくて、 そういうところがすごいと思う。 「なぜ妻と結婚したかって、顔もわからない声も聞こえない、 だから性格とか内面だけなんですよね」 って、明るく言える福島先生がすてきに見えた。 見えない、聞こえないという状況は、 人の言葉をすごく敏感に受け取ることになるんだと思う。 だって、言葉で理解する世界が多いから。 「人」に関しても、 その人についての言葉や、 その人が発する言葉に、 神経を集中させていないと、 その人をなかなか理解できないから。 私は、あまりに視覚や聴覚に頼りすぎているけれど、 そうじゃなくて純粋に言葉を受け取るってことなんだろう。 テレビでは言っていなかったけれど、 福島先生のお話で印象的だったのは、 見えない、聞こえない自分になったときの話。 「見えなくて聞こえなくなったということよりも、 なんだか人とコミュニケーションをとられなくなったということの方が悲しかった。 世界にたった一人ぼっちになったような気がした」 ということをおっしゃった。 テレビでも、 「コミュニケーションをとりたいってことが大事」 とおっしゃっていた。 福島先生を貫くのは、 コミュニケーションをとりたいという気持ちなんだと思う。 たぶん、 目が見えなくても、耳が聞こえなくても生きていけるけれど、 人間は、 誰かとの関わりなしでは生きていけないってことなんだと思う。 見えなくて聞こえなくなったとき、 コミュニケーション手段がなくなったと思った というようなことも福島先生は言っていた。 だから、 機能の障害よりも、 コミュニケーションの障害の方が、 福島先生にとっては大きかったんだ。 18歳のときの詩がテレビで紹介されていたけれど、 あの詩がそれをよく表わしている。 われわれは障害者である。 障害者と健常者の間に貫かれる「何か」が問題だというような内容だった気がする。 「われわれは障害者」 ・・・ コミュニケーションの障害ということで言えば、 それはみんなが抱えているもので、 みんなが障害者なんだと思う。 目が見えない、耳が聞こえないという状況になったとき、 どうやって人の言葉を受け取ったり、自分の言葉を発したりすればいいか、 といった障害にぶつかった。 それと同時に、先生の母親も、 どうやって自分の子どもに言葉を届ければいいか、子どもの言葉を受け取ればいいか、 といった障害にぶつかった。 誰かと誰かの間で何かが伝わらないのだとしたら、 どちらかではなくお互いがお互いに対して障害を持っているってことなんだろう。 コミュニケーションをとりたいという気持ち、 それがコミュニケーションを可能にしてくれるんだね。
by lv_yuuchan_vl
| 2005-03-28 00:10
| テレビのこと
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