カテゴリ
全体 lv_yuuchan_vlって・・・ so-edって・・・ 研究生活 出版人生活 研究者と編集者の境界 親愛なる近藤先生 センセイ生活 フリー生活 私の就職活動 本のこと ライフログについて テレビのこと 映画 結婚日記 * 恋 * 私生活 ~虚構~ どうでも(・∀・)イイ!! 以前の記事
最新のトラックバック
★リンク★
人気blogランキング♪
☆第一章~この極限状況を 乗り越える!! ☆教育史研究と邦楽作曲 の生活 ☆鵜の目「タカの眼」―ヘタ レ大学院生の落穂拾い― *先輩方のブログ* 書籍編集者esのつれづれ書評 EDITOR NAVI 本づくり職人の日々 *私という身体* ゆうのブクログ(作成中) 勝手にリンクごめんなさぃ>< ◎検索しよう! NACSIS Webcat 国立国会図書館 東京の図書館蔵書検索 ◎勉強しよう! 内田樹先生の研究室 立岩真也先生のページ 中河伸俊さんのページ 辻大介さんの研究室 川又のweb研究室「ライフヒストリー・リスト」 日本教育社会学会 日本教育史研究会 日本教育学会 日本生活教育連盟 日本作文の会 田中俊弥研究室「国分一太郎研究」 日本特殊教育学会 インクルーシヴ社会の構築をめざして 教育目標・評価学会 インターネット上の教育・心理関係情報源 ライフログ
その他のジャンル
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
映画「10億分の1の男」
を観た。 (注:おもっきしネタバレ記事です。) ものすごい強運を持った人たちが、 自分の運を競い合うゲーム、というぐらいの情報で観ることにした。 一言感想は、なんだかなぁ~という感じ。 おもしろくないわけではない。 もっと明るいものかと思っていた。 実際は・・・ 人の命をかけて、運のよさを競い合ったりしていて、 奇跡や強運の闇の部分にスポットがあてられているような映画だった。 100万分の1の確率で遭遇する飛行機の墜落事故で、 乗客乗員約240人の中のたった一人の生存者。 その確率は、どうやら2億いくらか分の1らしい。 そこで助かった男は、強盗をして逃げている男だった。 主人公(?)フェデリコは、人の運を奪う能力を持っていたんだけれど、 養父にその能力を奪われ捨てられる。 その養父というのが、人の運を奪って自らの運を高めるという能力の持ち主らしい。 生き残った強盗犯の男サンスは、フェデリコに目をつけられる。 運を競い合う闇のゲームが開催される。 それぞれ写真にとったものを賭けて勝負する。 目隠しをして、虫が頭にとまった人が勝ちだったり、 目隠しをして、林の中で思いっきり走って木にぶつかったりせずに走りきった人が勝ちだったり。 勝ち残った者は、最後に養父とのゲームに挑む。 だいたいはそこで死ぬ。 サンスはなんだかんだと負けたりしながらも、 結局養父に勝ってしまうんだけどね。 最後は、フェデリコの微妙な表情で終わる。 スペインの映画なんだけど、 おもしろいっちゃおもしろいし、虚無感があるといえばある。 途中で出てくる女刑事とサンスが、 全く知り合いではないのに、同じ言葉を発していた、というのも、 どことなくこの映画の雰囲気を物語っている。 「もう愛していない」 彼らはそう言った。 そう言った後、二人ともそれぞれ違う事故に遭い、 それぞれ彼らだけが助かった。 女刑事の役どころはいまいちつかめなかったけれど、 サンスが「愛していない」と恋人に言ったのは、 愛しているからこそ、だったように思う。 結局は、彼らが運を奪ったかのように、みんな死んでしまう。 体に触れただけで、運を奪うなんて、 へんてこで幼稚な発想だけど、だからこそおもしろいって感じたりもした。 塞翁が馬の発想を卓越というか無視というか、 運のある人間なのか、そうじゃないのか、 二つに一つっていうのが、とてもイビツな感じがした。 東洋と西洋の違いだったりもするのかしら。 運ってそんなに一定量一定の場所にしかないものなのかなぁ。 正しさとか規範とか、そういうものの存在しない不思議な映画でした。
by lv_yuuchan_vl
| 2005-03-04 03:29
| 映画
|
ファン申請 |
||