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映画とは違うけれど、
NHKドラマ「七子と七生―姉と弟になれる日―」 を観ました。 瀬尾まいこさんの「7’s blood」が原作です。 父親が死んだとき、 遠くに愛人と息子がいたことを知った七子と母親。 父親に裏切られ、人を信じられなくなってしまう。 7年の歳月が過ぎ、いきなり母親が愛人の息子・七生をあずかると言い出す。 そこから、七子と七生が「姉と弟になる」日々を描いています。 じんわりと、ふんわりと涙が頬をつたいます。 原作でも、ケーキの場面が大好きでした。 傷つくというのは、ある意味その一瞬の出来事です。 ただ、傷は、ずっとずっと刻まれて残る。 傷ついて、現在から未来を見つめるというのと違って、 過去の傷をずっと抱えて、その長い年月のために気持ちが複雑に重なり合った、 そんな七子と七生の間に流れる時間が、 本当に細やかに、観る側の心にひたひたと染みてきます。 この「7’s blood」は、瀬尾まいこ著『卵の緒』に 表題作とともにおさめられています。 瀬尾さんはあまり「あとがき」というものを付さないのだけれど、 この本には「あとがき」があります。 仕事中に「ハンバーグが食べたい」と連呼していたら、 先輩が家に招待してくれて、 先輩とそのご主人との三人の空間が居心地がよくて、 何度も通うというお話です。 親しくない人との食事が苦手な瀬尾さんが、 なぜかその空間にはうちとけてしまう。 そして、家族の話になります。 私には父親がいない。それはたいして重要なことではないし、私は女ばかりで構成され、類いまれな生活力を持つ自分の家族を気に入っている。けれど、「家族」というものに憧れがあった。手に入らないとわかっているからこそ、焦がれていた。 今考えてみると、瀬尾さんのお話は、 全部こういうところから生まれているのかなぁと思います。
by lv_yuuchan_vl
| 2007-05-26 18:07
| 映画
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