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私が勤めている会社は超マイナー中小企業であるということと、
私は別に肩書きなどはあってもなくてもいいと思っているということを、 先に記しておきます。 あらためて、名刺ってすごいんだということを感じた。 それは、私の存在を証明するものとしてではなく、 所属のゆりかごにただ揺られているというのでもない。 名刺って、背中を押してくれるんだと思う。 知らない人に声をかけるという行為は、とても勇気のいるものだ。 どんなにこちらが勝手に好感をもっていようとも、 いきなり声をかけてきた人間に対して相手は最初バリアをはる。 こちらはそのバリアに怖気づきそうになる。 怖気づきしょぼくれて、思うように話せずに終わることもある。 大学・大学院時代、学会や研究会に参加して、 大好きな先生や尊敬する先生、本を読んで憧れていた先生がせっかく同じ会場にいるのに、 結局は遠くから見ているだけ、そういうこともよくあった。 だけど今、私は積極的にいろいろな人に挨拶をし、名刺を渡す。 でも別に、渡すことが重要なんじゃない。渡さなくても問題じゃない。 (いや仕事としては、名刺を渡さなければ意味がないんだろうが。) 私は名刺に勇気をもらっていると思う。 5年ほど前、ある先生の論文に、私はいたく感動した。 とても難しい論文だったけれど、私の言いたいことそのもののように思い、 また、素朴な私の考えを、とても理路整然と研究的意義として高めてくれている論文だった。 卒論の要となる部分で、私はその論文の一部を引いた。 そして今日、その先生がいらっしゃる研究会に行き、初めてお会いした。 5年間、私の心のどこかでくすぶっていた、その先生への憧れ、思い。 たぶん、もし、大学院生として参加していたら、 私は声をかけることなく今日を終えたような気がする。 声をかけたとしても、卒論のことなんかを話せなかったように思う。 そのとき、私の中には、その先生と仕事をしようという気持ちはほとんどなかったけれど、 やっぱり編集者としての自覚が、私を動かしたんじゃないかと思う。 編集者はいろんな人に声をかけていいものなんだという私の勝手な解釈も混じりつつ。 会社の力で私は、 あつかましく、大胆に、積極的に、 コミュニティに入っていけるようになってきたんじゃないかなと思う。 それは私自身にとってもとても楽しく幸せなことで、 この2~3日でいただいた20枚以上の名刺とともに、 これから少しでもいいお仕事をしていきたいと思うのでした。
by lv_yuuchan_vl
| 2006-08-11 00:34
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