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微々たること
きっと人が訴えることのできるものは ほんの微々たること みんな理想は大きくて果てしなくて、 夢物語のように強く心に刻まれてる。 けど実際にできるのは微々たること その微々たることに救われる人がたくさんいる 確かにそれはほんの微々たることなんだけれど 与える幸せが大きいこともある。 多くの人が生きていて、その中のちっぽけな存在 小さくても、誰か一人でいいからその存在を心より喜んでくれたら 微々たることの意味はおっきい。 微々たることは、ゼロではないのだから。 (2002年12月8日) 我慢 愛するための我慢は強い。 愛されるための我慢はもろい。 (2002年12月9日) 生きている証 書くという行為は、残すという意味も含んでいる。 私は言葉というものが、大切に思えてならない。 今日、今ここで私から生まれ出てきた言葉たちは、 今日、今ここで私が生むからこそ意味がある。 これは、明日ではだめ。 3時間後でもだめ。 「今」私が書いているものは、 「今」の私が生きている証。 だから、かけがえのない「今」の言葉。 本当に、一期一会。 「今」使う「幸せ」という言葉の意味は、 たぶん3年前とは違うし、 明日になったら変わってるかもしれない。 言葉とはそういうもの。 だから、「今」生きている証を残しておきたいと私は思うんだ。 「嬉しい」という言葉を使うのは簡単。 けれど、内包されてるものは限りない。 それをいかに残していくかが、私の詩に込める思い。 過去になったら、もう戻ってこないものだもん。 「今」は、1年前でも10年前でもなくて、 「今」でしかない。 そして、3年後から見れば3年前でしかない。 「今」しか、生きている証を残せる時間はないから、 私はできる限り残していきたいと思う。 (2002年12月26日) 2002年の年末といえば、 学部の卒論に取り組んでいたときです。 最後の詩は、提出後に書いたもの。 これまで自分が書いてきたものと、その書くという行為によって、 私は、自分を耕すこともしてきたのだと思う。 それから、 大学院以降の関心の素地が、 すでにここで芽生えているのだということがわかる。 詩ではないドキュメントを私が残し始めたのは、 ほんの最近にすぎないのだけれど、 やっぱり何かを書くことを、自分は欲しているんだと思う。 3年前、あなたはどんなことばを残していましたか。
by lv_yuuchan_vl
| 2005-08-05 06:47
| 私生活
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