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たとえ一人であっても、
私が編集を担当した本について、 「いい本だ」 と言ってくれる人がいることは、 本当に嬉しく、幸いだなぁと思う。 特に、「ここをぜひ読んでもらいたい」と思っている箇所について、 「あそこがよかった」 と言ってもらえると、がんばってよかったなぁと思う。 以前担当させてもらった本は、 売り上げはよくないのかもしれないけれど、 一部の人たちは評価してくれている。 最近でも問い合わせがくるくらい。 うちの親もいい本だと言っていた。(ただの親バカかもしれん) 誰もが手にとる類のものではないという点が残念でならない。 誰もが興味を持てることが書いてあるのに、 そこにうまくつなげられなかった。 それは、会社(担当した私)の責任なんじゃないかとも思う。 いくら右も左も分からぬ私が担当したとはいっても、 著者さんの初めての単著に、 もっと手を加える可能性を残してしまったことが、心残りだし悔しい。 今回の本も、 売れるかと問われたら難しいかもしれないけれど、 それなりに、いいと思える面がある。 そして、そこをちゃんと評価してくれる人もいる。 昨日、「すごくあの部分がいい」という言葉をもらって、 やってよかったなぁと思えた。 先週、わざわざ感想をお葉書でくれた人もいた。 他の出版社の事情は全然知らないけれど、 私の会社は小さいがゆえに、葉書なんか、全てちゃんと読める環境にある。 (っていうか、「読め」っていう環境かもしれない 笑) 今回は、自分でダイレクトに私に宛ててくださったものだったけれど、 いわゆる読者感想葉書についても、 全てに目を通している。 だから、最終的に本から何ものかを得ている、あるいは得られなかった人々の声を、 直接聞ける状況にある。 これはとても必要・大切なことで、 それは今後作る本の参考としても大事だし、 編集者のモチベーションを保ち、向上させる上でも重要な気がする。 逆に凹むこともあるけれど。 とにかく読者の方々が、 たとえ一人であっても、よいと思ってくれるのならば、 そしてそれが たとえ自分が発端の企画ではなく受身で始めた仕事であっても、 誰かの心のどこかに響くもののある本であるならば、 そこにやりがいを見出していける。 私は本づくりによって、感動を届けたかった。 出版を目指したのはそんな思いからだった。 最初、儚いと思っていたそんな夢が、今自分の目前にある。 夢は、近づくとぼやけてくるのかな。 私はこれまでの3ヶ月、それなりに考えてはきたけれど、 なんか大切な思いを忘れていたように思う。 読者の方のダイレクトな声は、 相当滅入っている私を元気づけてくれた。 夢中になっているときは、夢の中にいるから夢がぼやけるのかな。 私は夢をかなえようとしているんだって思ったら、 急にやる気がみなぎってきた。 感動を届けたい。 それが目前にあるのならば、 今度は感動を届け続けたい、そう夢を描き換えよう。 そして私は歴史家のはしくれとして、 過去を色鮮やかによみがえらせ、それによって誰かを励ませるような、 そんな本づくりもやっていこう。 たまには夢の再構築をするのもいいもんだ。 ただ・・・本当は夢の中にいる時間ですね・・・・・。
by lv_yuuchan_vl
| 2005-06-20 02:33
| 出版人生活
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