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今日は、なんだか常にかけまわっていました。
3~4時間ほどは社外に出て、 先生方のところに打ち合わせにまわっていました。 そして夜は会議。 いかにも「編集者っぽい」一日でありました。 編集者って、原稿と向き合う時間を長くとるべき仕事なんじゃないかって思うけれど、 実際は、人と向き合う時間の方がはるかに多い気がする。 打ち合わせや会議もそうだけれども、 電話やメール、お手紙や資料送付なんかも、 つまりは人と向き合っているということだ。 本というのは、そういう「人と人との結びつき」から、 生まれたり、深まったりもし、そしてそこから広まってもいくのだろう。 長い時間向き合うべきものである原稿だって、 つながりがなければ無なのだから。 私は研究という営みにおいて、(もちろんこのブログにおいてもだけれど) とりあえずは書き手である。 なので、書き手の立場というものも多少察することができるのだが、 書き手が書くことっていうのは、 決して、一人で生きていては深まらない。 世界から閉ざされ、部屋で一人、ただ壁を見つめていても、 その究極の「無」を表現することはあっても、 文章を綴る気持ちが起こらない。 加えて、 同じテーマについて、同じ人物が書くときでも、 そして、同じようなことについて書くときでも、 誰かのほんのちょっとした一言に誘発されて出てくる言葉たちが、 とてつもない力を発揮したりする。 書くという作業は、 それほどまでに、状況依存しやすいものだ。 だから、つながっていることによってしか、 磨かれた言葉は生まれてこないんじゃないかと私は思う。 さて。 タイトルからだいぶ話がずれてしまいました。 そういえば、会議のことを書きたかったのですが、 師弟愛が「つながり」を連想させ、横道にいってしまいました。 そう、会議。 今日の会議は、恩師との同席でした。 私が「師」と慕う人は、人生でその人唯一と言ってもいいほどかもしれない。 不思議なものだ。 10代の私を知っている先生。 私の人生の変化を、おそらく最も身近に見ていた先生だ。 会議自体は、先生方が7名ほど参加される規模のものだった。 4月入社の私は、顔合わせということもあり、挨拶をした。 恩師とは、なんだか気恥ずかしいものがあった。 たぶんお互いに。 たとえるならば、保護者参観みたいな感じ。 私の仕事っぷりを見られているような・・・ 先生も、それなりに「どんなかなーちゃんとやってるかなー」と思ってきたはずだし。 これからは、お仕事での関係になるんですね。 先生と、ずっと関係が続いていく、結びつきが途切れない、 そう思うと嬉しくもあり、恵まれた環境に感謝もしたい。 でも、これまでの関係性は、本当に卒業しちゃったんだなぁと、 ちょっと寂しくなってみたりもする。 それでもやっぱり、私にとって先生は、 家族とは違う、他の先生とも友達とも違う、恋人とも違う居心地のよさを、 感じさせてくれる存在。 これこそまさに「師弟愛」としか呼べない。 何とも言えない不思議な感情。 先生と出会えていなかったら、本当に今の私はいないんだよね。 いないというのは、生きていないという意味ではなく、 こういう考え・状況の私じゃないはずだということ。 大学の卒論の謝辞を引用します。 先生にはお世話になりっぱなしの4年間でした。本当に感謝のしようがありません。「障害を持つとされる子どもと接しながら研究をしたい」という私の思いをくんでくださったこと、本当に感謝しております。先生がいらっしゃらなかったら、このテーマで私の思うような研究はできなかったと思います。時に厳しく、時に優しくご指導してくださり、思わず泣いてしまったこともありました。それは、私のフィールドワークへの思いに対して、誰よりも先生が共感してくださったからです。先生の共感に支えられて、私は楽しくフィールドワークに取り組むことができました。 私にとって、本当に、ホームのような先生でした。 過去形じゃなく、今も。 これまで本当にお世話になりました。 これからもどうぞよろしくです、先生。
by lv_yuuchan_vl
| 2005-05-17 23:49
| 出版人生活
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