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帰りに映画館に行った。
観たのは 「エターナルサンシャイン」 恋愛で、つらかったから、その記憶を消しちゃった ってお話。 私はぽろぽろ泣きました。 でも映画の展開に泣いたんじゃなく、 たぶん自分の記憶をたどって泣きました。 この作品は、アカデミーの脚本賞かなんかを受賞していたと思うけど、 それはとても納得できる結果だと思いました。 きっと観る人が自分の人生を振り返るための脚本だったんだと感じた。 記憶は、お金では、 消すことも、つなぎとめることも、作ることもできないんだ ってことをあらためて考えさせられる映画でした。 愛していた人を忘れるために、 愛し合った日々を消し去りたいと思いますか? 愛し合えないつらさを乗り越えるために、 愛した人を人生から消し去りたいと思いますか? 彼女は彼を消してしまった。 彼は、 消す途中で消したくないと思った。 途中、メアリーという女の子がある文の引用を言う。 ―――― ”忘却は許すこと” 私は、愛は許すことだと思っている。 だから、 もしかしたら、 忘却という愛もあるのかもしれない。 許したいけど許せない、 忘れることで愛を貫く、 そういう愛も、あるのかな。 愛する人とうまくいかないとき、 愛する人を許せない自分が許せなくなったりするのよね。 そこから逃げたくて、記憶にふたをする。 でもさ。 幸せな記憶がなくなるって、 なんて悲しいことなんだろう。 好きな人が、自分の記憶からどんどん消されていくなんて、 完全に消えてしまったら、そりゃ何もわからないまま普通の生活に戻るんだろうけど、 人生にぽっかり穴があいて、 たとえ無自覚であろうとも、 そこから幸せになれるのか、私にはわからない。 私は・・・ 記憶の中だけでも、あなたを失いたくない。 記憶の中のあなたは、私を傷つけもするけれど、 それでもたくさんの幸せをくれたから。 いつも、その幸せが、私の背中を押してくれる。 恋を失うことと、 記憶がとりあげられることは、 やっぱり根本的に違っていて。 恋を失ったつらさを、記憶を取り除くことでまぎらわしたりなくしたりするなんて、 そんなの恋じゃない。 エンディングロールの最後の最後に出てきたのは、 eternal sunshine of the spotless mind (これが原題です。) もしかしたら、 消しても消しても消えない匂いのような、 運命の人をひきよせる輝きみたいなものを、 誰もが抱いて生きているのかもしれないね。 つけくわえると、 この映画のジムキャリーは、 個人的にはブラピよりもかっこよかったです。
by lv_yuuchan_vl
| 2005-03-30 22:31
| 映画
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