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自分の修士論文の位置づけについて、やっと理解できてきた。
口述試験の模様は以下参照 口述試験 口述試験で、 「すがすがしい論文だった」 と感想を言われた。 私は正直、今日までその意味をわかっていなかった。 熱い思いだけでつっぱしっているというわけではない=すがすがしい なのだと思っていた。 でも、 自分の主張の論拠として過去を扱っていない=すがすがしい だったようだ。 過去は過去として、その事実を冷静に見つめようとしている、 そういうことだったんだね、きっと。 今さらわかるとは、 われながらあほーだと思った(笑)。 しかも、今日3時間も、 先生と後輩と話してそれがわかっただなんて。 それにしても、 そんな大きなことを、言ってくださっていたんだなぁ。 この前の、修論発表会から、 けっこう驚くというか、感動することばかり。 先生が、 「自分の主張のよりどころとして記録を扱ったのではなく、 その記録そのものを純粋に分析しようとしていた」 と、私の研究について述べてくださって、はっとした。 そういえば、そうだ。 私はこんな当たり前なことを、言語化できていなかった。 先行研究に対して抱いていた私の違和感は、 ここにあったんだ、と本当に感動した。 そして、ここにすがすがしさもあったのか。 たぶん、このすがすがしさは、 研究のテクニックとしてはかなり稚拙なんだろう。 戦略とか将来とかしがらみとか、 そういうものを全く考慮に入れる必要のない私だから、できたことなんだろう。 修論は、今の私の全て。 ドクターのための一歩でもなかったし、 これから学会で認められるためのものでもなかった。 だからこそ、 何も考えずに、すがすがしく研究ができたんだろう。 したがって、 きっとこのすがすがしさは、 研究としては、よいものでもあり、悪いものでもあるんだと思う。 でも・・・ 私は、こうじゃなきゃ研究できない。 たぶん、将来この道で生きていくためにする研究ってなると、 いっきにモチベーションがさがってしまう。 そういう私は、やっぱり、 就職活動をしてよかったんだと思う。 進学すると決めていたら、 こんなに思いっきり研究できなかっただろう。 うんうん、これでよかったということにしておこう。 さて。 今のところ、紀要に載せることになっているらしいのですが、 仕事しながらできるんだろうか。 後にドクターに戻ることも考えて、 学会誌も考えているのですが、大丈夫なんだろうかああああ。 とにかく、のちのちまた研究に戻る場合、 学術振興会にお世話になりたいなーなんて思っているわけで、 そうすると、やっぱり業績残しておいた方がいいよね・・・。 結局私も打算的? でもさ。 こうしてだんだんと修論を、いろんな人に読んでいただくにしたがって、 「研究対象への愛が伝わってくる」 「研究へのパワーが伝わってくる」 「熱いですねぇ」 「こんなに緻密によくやったねぇ」 「よく就活と両立させたねぇ」 「この研究対象は、本当にステキな人だねぇ」 と、いろいろと声をかけていただいて、 そのたびに私は幸福感に満たされる。 この幸福も大きな支えだし、 やっぱり研究への愛みたいなものがあるから、 全てそのためなのよね。 お金も、そのために必要なものだから、 打算的にもなるさね。 修士論文を書くにあたって、 本以外で20万以上のお金がとんだ。 本を含めた値段なんて考えたくない。 本当に、学ぶということは、お金のかかる営みなんだと思う。 研究会でも、 簡単に資料をほいほいみんなに配ったが、 もらった以上、 みなさまには責任を持って、研究をしてもらうぞー。 お金がほしいというわけではなくて、 それが、受け取った人の研究が深まる助けになればそれでいい。 私は、自分の研究が踏み台となって、 誰かにばんばん踏まれていくのが嬉しいのである。 ということで(?) そろそろ眠いのでおやすみなさぃ(o*。_。)o
by lv_yuuchan_vl
| 2005-03-25 00:47
| 研究生活
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