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日経ビジネスアソシエ4月5日号
この雑誌ご存知でしょうか。 今回の特集は、 日記&ブログのパワー とあります。 思わず手にとって見てしまった。 中身はとにかく、日記・ブログべたぼめです。 こわいくらいの信仰です(笑)。 まぁ、綴ることについて修士で考えてきたあたりが書いてあるだけなので、 私にとってはごく普通。 日本という国は、不思議なもんで、 なんだかんだと言いつつも、書くという行為へ向かう文化を持っていると思うのです。 このへんのところは、うまく説明できないんだけど、 なんとなく、書くことについては、日本特有の価値観があるような気がする。 土佐日記とかの時代からね。 若者が本を読まなくなった、文を書かなくなったとか言うけど、 web上で日記やブログを公開しているということは、 書くことへの渇望があるってことだと思うんだ。 これは、まだ、救いようがあるということのような気もする。 救うってどういうことかしらないけど。 「書く」ことが「いいこと」だという価値観が正しいかどうか疑わしいからね。 そう、そこなのです。 この日経ビジネスアソシエの特集への違和感は。 ちょっと整理しようかしら。 私は、書くことはいいことだと思っている。 まず自分にとって、いいことである。 それは小学生の頃から日記や詩や感想文を書きためていて、 今でもそれらを読み返したりできるという状況を幸福に思うからである。 次に、人にとっても、きっといいことだと信じている。 今のアナタの考えを表出できるのも残しておけるのも、 唯一アナタしかいないんだよ、という考え方だからである。 そんなことする必要なんてないのかもしれないけど、 そう言われたら、今のアナタを私が知りたいんだというふうに返せるように思う。 だから、私の考えでは、書くことはいいことなのだ。 ただ、「書くことはいいことだ」という価値観を、 どうやって人に説けばいいのだろう。 私にとっては確かにいいことである。 だけれども、 誰かにとっては苦痛以外のなにものでもないかもしれない。 何がいったいいいことなんだろう? まぁ、これだけブログが普及するということや、 文字文化が廃れないあたりを鑑みると、 書くことは、「きっと」いいことなんだろうとは思える。 でも・・・ 日経ビジネスアソシエの特集では、 日記をつけたらこんないいことがあったよ的なことが書かれていた。 でもそれはさ、書ける人の言い分なんだよと、言ってみたい。 「書ける」 というのは、 いい文章や長い文章が「書ける」ということではなく、 書きたくて書いていることを私は言っているつもり。 私はこのブログの記事を書きたくて書いているけれども、 毎日「書かなければならない」という強制を感じたら即やめるだろう。 日記を毎日つけたらこんないいことがあるよと言われたところで、 私は到底毎日書こうなんぞは思えないのである。 毎日書こうと決心した途端に、 書く気は失せていく。 それはもはや、 「書ける」の部類に入らなくなってしまう。 どんなにいいよと言われても、 できないものは、できん気がする。 できんことを無理やりやることが、「いいこと」だとはあまり思えない。 「書く」ということへの渇望は、 そもそも人間一般に等しく見られる現象なんだろうか? 「書く」ことによって、人生を豊かにしていける可能性は、人類みな平等にあるのだろうか? 「書く」こと大好き人間の私が言っても説得力に欠ける話題ですね。 この雑誌自体、そんなへんてこりんなことを考えさせたいわけではなくて、 戦略的にはやりものを特集してるだけだもんね。 「いいこと」だと主張されても、 実感として「いいなぁ」というものがない限り、 受け入れる必要なんかないぞーー!!と言いたかったのかなあと今さら思ったりしてみたり。
by lv_yuuchan_vl
| 2005-03-19 01:16
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